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堺市立 金岡北中学校 ラグビ-部

心身ともにたくましい男子を目指します!!

ワールドカップ



日本の粋集めた「シェイプ」 密集戦制す武器に

エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は、ラグビー日本代表の目指す戦い方を「ジャパン・ウェー」と呼ぶ。日本人の特性に合わせた戦術という意味だ。いくつか柱があるうちの一つが「シェイプ(型)」と呼ばれる攻撃時の隊形である。

密集からボールを展開するとき、SHとSOの周囲に2~3人のFWを衛星のように配置する。SH→SOとボールが渡るのに合わせ、各FWは前に走り込む。守る側にすればマークすべきランナーが多く、的を絞りにくい。

ジョーンズHCは「ジャパン・ウェー」を追求する


■特有の敏しょう性や持久力生かす

世界的に流行しているもう一つの攻撃の形が「ポッド(豆などのサヤ)」と呼ばれるもの。世界ランキング1位のニュージーランドなどが多用する、一種の地域分担制だ。

フィールドを縦に2~4つに分割。各エリアを担当する選手をあらかじめ決めておく。選手は原則的に担当地域にボールが回ってきたときにだけパスを受け、密集戦で仕事をする。選手がフィールド上に分散しているので、守備の薄い大外にボールを素早く運べる利点がある。

実際にはシェイプとポッドを時間帯や地域に応じて使い分けるチームが多いが、2012年のジョーンズHC就任後の日本は、いちずにシェイプの方を磨いてきた。体の小さい日本人にあった戦術とHCが考えるからだ。

シェイプは比較的狭い地域に多人数が集まり、短いパスで攻める場面が多い。日本人の敏しょう性を生かせれば、密集地帯でも隙間を縫って前に出られるという見込みがある。

「世界一のフィットネス」(ジョーンズHC)と自負する持久力も生かしやすい。シェイプは原則的に一方通行の攻め。例えば、フィールドの左端から攻め始めたとすると、タッチラインに至るまで右へ右へと密集をつくって攻める。攻守双方が外側のスペースに長い距離を走ることになり、持久力勝負に持ち込める。

■サントリーで戦術の有効性証明

3つ目の利点が体格差をカバーできること。「シェイプを使うことで日本の選手は守備側と1対1の場面をつくれる」とHCは話す。多人数のランナーを配置することで守備側を幻惑できれば、きれいに抜けなかったとしても2人にタックルされて密集戦でボールを奪われるという最悪の事態は減らせる。

この戦術、うまくはまれば猛威を発揮するのは、HCが10~11年度に指揮したトップリーグのサントリーで証明済み。ポンポンとリズム良く密集からボールを出すたびに守備網の隙間を拡大、嵐のような連続攻撃でトライを量産した。国内のラグビーのレベルを運動量や攻撃のテンポという点で1段階上に引き上げるインパクトがあった。

もちろん短所もある。「ブレークダウン(タックル後の密集戦)が日本の生命線。ここを崩されると厳しくなる」とナンバー8のホラニ龍コリニアシ(パナソニック)は話す。

味方がタックルされて密集ができた後、2~3秒で球を出せないと、相手が防御ラインに戻る時間ができる。守備網が整っていれば攻めが難渋するのはどのチームも同じだが、ボールを外に展開しやすいポッドに比べ、シェイプは守備が厚い内側を攻めざるを得ない場面が多い。攻撃側が孤立し、球を奪われる危険性は高まる。タックルを跳ね返して前進できるパワーランナーが少ない日本にとってはなおさらだ。

リーチ主将(中央)はW杯へ「ブレークダウンを徹底的に練習したい」と話す


■守備の技術進化、日本に不利な流れに

特にこの2~3年、密集戦でボールを奪う守備側の技術が世界的に進化。主審の笛も守備側の微妙なプレーを流す傾向にある。日本にとって不利な流れだ。

7~8月に日本がフィジー、トンガなど4チームと対戦して1勝3敗に終わったパシフィック・ネーションズカップ(PNC)。終了後、リーチ・マイケル主将(東芝)が日本の課題に挙げた3つが、個々のタックル力、試合を決めきる力、そして密集戦の向上だ。

「(20―31で敗れた)トンガ戦のようにブレークダウンでプレッシャーを掛けられたら自分たちのボールを出せない」とリーチ。4年前のワールドカップ(W杯)でトンガと対戦したときも似た内容で敗れただけに、「今回のW杯も相手はブレークダウンで圧力を掛けてくるだろう。PNCで気づくことができて良かった。(合宿地の)宮崎で徹底的に練習したい」と話す。

この危機感は主力のFWに共通する。「国内組」だけで行った6月の合宿中から密集戦の練習を増やす必要性を訴える選手がいた。

もちろんHCも「ブレークダウンは課題」と認める。改善案として「ボールを持った選手が(タックルされた後に)もう1秒だけ立っていられればサポートの選手が近づける。そこをトレーニングで強調したい」と話す。

■「チームの頭脳」SHの出来がカギ

もっとも、密集戦の優劣と、シェイプの精度は「鶏と卵」のような関係にある。一方が悪いともう一方の苦戦につながる。逆に、狙い通りのシェイプで守備側を惑わせ、ボール保持者が前進することができれば、その後の密集戦は有利になる。

シェイプを機能させるため、司令塔のSOとともに重要な役目を担うのが球出し役のSHだ。「国際試合だと1試合でボールを触るのは60回くらい。そのたびに一瞬でいい判断をしなければいけない。チームの頭脳だし、責任が重い」と日和佐篤(サントリー)は重責を語る。

主戦となる2人のSHはそれぞれ持ち味が違う。サントリー監督時代も含めてジョーンズ氏に6年間、指導を受ける日和佐は速射砲のように素早くボールをさばくことができる。

一方、ハイランダーズ(ニュージーランド)でスーパーラグビー初優勝を経験した田中史朗(パナソニック)の方は“間”が持ち味。ランやパスの小さなフェイントを入れることで防御ラインの凸凹を生み出し、絶妙のタイミングでFWに渡す。この2人の出来がW杯での日本の戦いに大きな影響を与える。

PNCでは第1センターの周囲にもFWを配置する形を試した


■引き出し増やし最適解繰り出す

HC自身も今年に入り、シェイプの微修正に取り組んでいる。PNCではSHとSOだけでなく、その外側に立つ第1センターの周囲にもFWを配置。より外で勝負する形を試した。

SHを経由せずにFWが直接、密集から球を拾い上げて突進する形も増やした。「ディフェンスを中に絞らせて外側を空けるイメージ」と日和佐。密集をつくった後、同方向だけでなく逆方向に攻める形も増やした。いずれも相手に的を絞らせないための手だ。

昨年11月にあったマオリ・オールブラックス(ニュージーランドの先住民マオリ族の選手でつくるチーム)との2連戦。初戦で21―61と惨敗した1週間後、日本は残り3分までリードする大健闘を見せた。

劇的に挽回できた理由の一つが、攻撃時にポッドに近い形を併用したこと。大外にFWの選手を配置し、ここで効果的に前進することができた。

相手に応じた最適解を見つける戦術眼は、ジョーンズHCの得意とするところの一つ。様々な“テスト”を踏まえ、W杯本番でどんな答えを用意するか注目される。












吉田朋生(よしだ・ともき)

生年月日:1982年2月22日。京都府出身

日本代表キャップ:25

RWC出場歴:2007、2011

ポジション:SH

 

▼ラグビー略歴:南京都ラグビースクール(小学4年~)→藤森中学→東海大仰星高校→東海大学→東芝ブレイブルーパス(2004~)。U19、U21、U23日本代表、学生日本代表

力強いタックルと鍛え上げたフィットネスで、東芝ブレイブルーパス黄金期に活躍し、2度のRWCに参加した吉田朋生選手は努力の人です。高校1年時は身長150㎝台、体重50㎏台という小さなサイズ。それでもあきらめずに身体作りを続けたからこそ、日本を代表する選手になったのです。「ラグビーが僕にいろいろなものを与えてくれました。身体が小さくても頑張れば夢はかなう」という吉田選手が、RWCの思い出を語ります。

 

 

かつてない疲労感を感じたフィジー戦

SHとして役割を全うできなかった悔い

 

RWCを初めて真剣に見たのは、2003年のオーストラリア大会でした。それまではRWCを目指すような選手ではなかったし、高校の時もチームは全国大会で優勝したのですが、僕自身は監督に叱られてばかりで、まずはチームでレギュラーになることが目標でした。ポジションも中学時代はWTB(ウイング)、SO(スタンドオフ)で、SH(スクラムハーフ)になったのは、高校からだったのです。

代表レベルを意識し始めたのは、大学に入って19歳以下の日本代表に選ばれてからですね。2003年のRWCは、高校の先輩でもある大畑大介さんが出場していたこともあって、テレビで見ていました。国歌斉唱のシーンでは、日本を代表して戦う選手が背負っているものの大きさを感じて衝撃を受けました。大畑さんもトライをしたし、身近なものとして感じ始めた頃です。

初めて日本代表入りしたのは、2007年です。2006年に香港で行われたアジア予選には参加せず、ワールドカップイヤーにジョン・カーワンヘッドコーチが正式に就任してから選ばれました。そのとき、すでに代表入りしていた後藤翔太さんが怪我をしたこともあって、僕は運があったのかもしれません。

RWC2007で、僕が最初にプレーしたのは第2戦のフィジー戦でした。この試合には悔いが残っています。ハーフタイムを迎えたところで、80分を終えたような疲れを感じたのです。

暑さと初めてのRWCという緊張感、何をしてくるか分からないフィジーに対して極限の集中力が必要だったこと、そしてグラウンドが堅かったこと、さまざまな要素が重なって、過去に経験したことのない疲労感に襲われました。そして後半、足が攣ってしまったのです。僕の代わりに矢富勇毅が入ったのですが、その矢富がすぐに足を骨折してしまい、専門職のSHがいなくなりました。SHを軸にしたスペシャルサインプレーも使えなくなり、最後の追い上げ時にそれを使えなかった。あの時、SHがいたらという思いはあります。前半から必死で戦い、力を出しきってしまったことに悔いが残るのです。

 

 

第3戦も良いパフォーマンスができず、

レベルアップの必要性を痛感

 

第3戦はウェールズが相手でした。相手のSHが190㎝のマイク・フィリップスで、対戦を楽しみにしていたのですが、スキルの違いを感じさせられました。パススピード、正確さだけでなく、視野が広く、ゲームをコントロールする能力も高い。自分がもっとレベルアップしなければならないと痛感する試合でした。

最後のカナダ戦も出場しましたが、引き分けで終わったことも、自分のパフォーマンスも悔いが残っています。僕のミスも多く、もっと自分の良さを出すべきでした。もう一度やり直したい試合です。2007年RWCは経験不足。「レベルアップして、もう一度出たい」と強く思った大会でした。

念願かなって2011年RWCのメンバーにも入ったのですが、この大会では1試合しか出場できませんでした。正SHは田中史朗、日和佐篤で、僕に出番はまわってこなかったのです。しかし、オールブラックス戦の後半30分あたりで今村雄太が負傷し、不慣れなWTBで途中出場するチャンスが巡ってきました。SHで出場することができたら、2007年の経験を生かせると思っていたし、SHでプレーできなかったのは残念でした。

それでも懸命にプレーしたのですが、肉離れをおこしてしまって、今村雄太と2人で帰国することになりました。これも悔しい思い出です。

 

 

よく考え、あきらめずに努力すれば

どんな選手もRWC出場のチャンスはある

 

 

それでも、RWCに2度行けたことは光栄だし、4年に一度の大会に参加できたことも運が良かったと思います。

何を得たかと問われれば、自分のレベルを痛感したということでしょうか。帰国してから、もっと成長しないといけないと実感できたのは良かった。もう一つは、子供達にRWCの経験を伝えられることも大きいと思います。僕は器用ではなかったけど、一生懸命練習して日本代表にまでなれた。そんなタイプの選手がいたらアドバイスもできるでしょう。

最近の高校生を見ていると、パスも上手いし、レベルは高い。アドバイスをするとしたら、高校の頃からよく考えてプレーすることでしょう。パスだけではなく、キックも大事になるし、スペースも良く見てプレーしなければいけない。いまの自分より上手い選手がいても、ハングリー精神を持って努力を続ければ、いつか日本代表にもなれると言いたいです。

2019年には日本でRWCが開催されます。僕はRWCの経験を子供達に伝えることで少しでも役に立ちたいし、日本のファンの皆さんには日本代表の試合だけではなく、他国の試合も見てほしいです。

フランス大会のとき、最後にカナダと戦いましたが、フランスの人たちの「ジャポンコール」が嬉しかった。日本でもそんな雰囲気になればいいですよね。日本の皆さんに、そんなRWCの雰囲気を楽しんでほしいです。

参加した選手として断言します。RWCは絶対に見たほうがいいです!















別府市の明豊高校では部員1人のラグビー部が顧問の監督と練習に励んでいる。昨年創部したが、部員は立石航太君(看護科2年)だけ。現在は別府鶴見丘高校ラグビー部の練習に参加しているが、「いつかは単独チームで大会に出場する」という思いを胸に、師弟でグラウンドを駆け回る。


別府鶴見丘のグラウンドで夏休みもほぼ毎日、練習に汗を流した。立石君は恵まれた体格を生かし、スクラムの要で突破役なども担うプロップのポジション。鶴見丘の部員が仲間として温かく迎えてくれたことにも感謝する。「ボールがつながった瞬間がうれしい。勉強と部活をしっかり両立させたい」と張り切る。

大分舞鶴などでコーチを務めた大沢亮二監督が同校教諭に着任したのがきっかけで昨年4月に創部した。そこに入部したのが、鶴見丘ラグビー部に兄がいた立石君だった。今年は鶴見丘との合同チームで県高校総体に出場した。

明豊では甲子園に出場した野球部や卓球部などが人気で、ラグビーは「痛そう」「きつそう」と敬遠されぎみ。部員の勧誘にも苦労しているという。

2019年にはラグビーワールドカップ(W杯)の大分開催も控える。大沢監督は「一人でも多くの子どもにラグビーの魅力を伝えたい」と話している。


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  1. 2015/08/31(月) 03:16:31|
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大阪府堺市立金岡北中学校ラグビー部です。部活動以外の行事なども写真&動画レポートします。よろしくお願いします。

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