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堺市立 金岡北中学校 ラグビ-部

心身ともにたくましい男子を目指します!!

ワールドカップ





太田正則(おおた・まさのり)

生年月日:1969年8月18日。埼玉県出身
日本代表キャップ数:0
RWC出場歴:2007、2011
役職:ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチ、現役時代のポジションはFL、WTB

▼ラグビー略歴:埼玉県立行田工業高校(現進修館)→三洋電機(現パナソニック・ワイルドナイツ、1988年~1999年)、現立正大学ラグビー部ヘッドコーチ
太田正則さんは、日本ラグビーにおけるストレングス&コンディショニング(S&C)コーチの第一人者です。7人制日本代表から15人制日本代表に移行し、選手達の身体づくりを支えてきました。RWCは、ジョン・カーワンヘッドコーチの下、2大会に参加。世界で戦う選手達の素顔も見てきました。トレーニング、コンディショニング面から見た選手達の真実の姿とは。

小野澤は日々のトレーニングを黙々とこなす
本物のプロフェショナルだからこそのプレー

僕はRWCにS&Cコーチとして2回参加させてもらえました。2007年と2011年です。スタッフとして2大会連続して携われた人間は少ないのではないでしょうか。そういう意味ではとても幸せです。
S&Cコーチというのはフィジカル、フィットネスを高め、監督の考えるラグビーを具体化させるのが仕事です。
2007年春から7人制日本代表のS&Cコーチになり、その秋に太田治さん(当時の日本代表GM、現7人制日本代表チームディレクター)に呼んでもらって、15人制日本代表(ジャパン)のコーチになりました。
2007年のRWCで特に凄みを感じた選手はザワ(小野沢宏時、WTB、現キヤノン)と大畑大介(WTB、現追手門大学特別客員教授)でしたね。
ザワが第3戦目のウエールズ戦(18-72)後半にインターセプトから奪ったトライは今も目に焼き付いています。経験に基づく勘で相手の間に入り、抜き去り、トライまでを1人でもって行きました。
ザワはトレーニングを極めている選手です。本物のプロフェッショナル。自分なりの理論やルーティン(日々のトレーニング)を持っていて、黙々とこなしていきます。
例えば普通、選手は試合直前、足のトレーニングをあまりしません。でもザワはしっかりやる。かなり負荷がある160㎏のバーベルでフルスクワットをします。その理由は「そうしないと足元がフワフワして、しっかり蹴れない」。パワークリーン(地面から胸元までバーベルを一気に持ってくる)は140㎏でやります。ニコラス・ライアン(CTB、サントリー)でも120㎏。ザワは細身ですがFW並みのパワーをもっていました。
「うなぎ」と形容される彼のステップは大きな瞬発力が必要ですが、彼はその裏付けとなるトレーニングをしていたのです。

大畑大介は、絶対に「無理」と言わない
大会直前のアキレス腱断裂に感じた責任

3大会連続出場を目指した大畑は、WRC直前のイタリア合宿でアキレス腱を切り、メンバーから外れました。半年前には逆のアキレス腱も切っていました。ジャパンでは一緒にリハビリをやって、もう少しで本番でした。
僕も悲しく、悔しかったけれど、大畑はそんなレベルじゃなかったはずです。
彼の偉大なところは、こちらの課すトレーニングに対して、絶対に「無理」と言わない。手も抜かない。メニューをやり切ります。肉体的にももちろんですが、彼の本当の強さはその意志にあったと思います。彼もまたザワと同じプロフェッショナルでした。
当時はまだGPS(Global Positioning System、全地球測位網)が導入されておらず、トレーニング密度などを測る装置がなかった。もしGPSがあれば、オーバーワークから発生した可能性が高かったこのケガは防げたかもしれません。僕は今でも責任を感じています。大畑には3回目のRWCの舞台に立たせてあげたかったですね。
大野均(LO、東芝)の運動量の多さも忘れられません。ウエールズ戦の前と後で、体重が7㎏も減っていました。普通は2.5㎏くらい。ありえない数字でした。寒い日だったにも関わらず、パンツを絞れば汗が流れ落ちるくらいでした。脱水症状から回復させるためにどれくらい水分を取らせたらよいか途方に暮れるほどでした。大野もやはり素晴らしい選手だと思います。

フミは2011年RWC、肩を痛めていた
その責任感ある態度に感銘を受けた

2011年のRWCは4年間経験を積んでの大会でした。開催地のニュージーランド(NZ)は21歳の1990年、ラグビー留学をさせてもらった場所でもあり、その国に戻れたことは懐かしく、またうれしかったですね。
この大会ではフミ(田中史朗、SH、パナソニック)のことが印象に残っています。
彼は大会直前に肩を痛めていました。ウエイトトレーニングなどでできない種目があった。だからできることをやらせたのですが、ともすればオーバーワークになります。そこで私が「ダメ」と制限をかけると泣きそうな顔になる。負けず嫌いな性格でした。
そして、ジャパンに対する責任感がとても強かったですね。選手間でのミーティングでも積極的に発言していました。闘争心が感じられない選手にはあえて厳しいことも言っていました。すべては「日本ラグビーを何とかしたい」という強い気持ちからでした。スーパーラグビー(ハイランダーズ)でプレーできたのも技術的にもさることながら、精神的に当然だったと思っています。
2大会で監督だったJK(ジョン・カーワン)は人情味のある素晴らしい監督でした。
つい最近、いきなり僕の携帯に電話がかかってきました。「元気?」ってね(笑)。彼は今、ブルース(スーパーラグビー)のヘッドコーチをしています。「ラグビーの勉強にそっちに行っても受け入れてくれる?」と聞くと、「いつでもおいで。歓迎するよ」と即答してくれました。僕の現役時代には憧れの選手だったJKとつながりが持てたこともRWCの良さのひとつでしたね。






高校野球監督

優勝監督インタビューでお立ち台に上がった門馬監督は小笠原を“ハグ”したことについて振られると「素直にずっと抱き締めてあげたかったです」。スタンドからは万雷のような拍手が沸き起こった。そして、その後に指揮官が目を潤ませながら口にしたのは次のコメントだった。

「今日は(現在の3年生がいるチームにとっての)最後のゲームだから、ボクも選手を全員褒めますよ」

滅多なことでは選手を褒めない鬼軍曹。門馬監督に東海大相模の選手たちは、そういうイメージを抱き続けている。だからこそ、このコメントを聞いた選手たちは誰もが心の底から喜んで感動した。

●あえて憎まれ役になる

練習でも試合でも門馬監督は、どちらかと言えば選手を叱咤(しった)することが多い。メディアに対しても今大会中、その時点でも十分に活躍していた小笠原と3年生右腕・吉田凌投手について問われると「あの2人はまだまだできるんじゃないですか。あのぐらいで満足してもらっては困る」。「よくがんばっている」という主旨のコメントを何とか引き出そうとしたメディアを閉口させたことがあった。

言うまでもないが、こういう厳しい姿勢を貫く門馬監督にはそれなりの理由がある。あくまでも基本的に選手を褒めるのは目標を達成した時。目標に向かってまい進している時は選手の気持ちを鼓舞し続けなければならない――。

これは昨年死去した原貢元同校野球部監督(巨人・原辰徳監督の実父)から受け継いだ教えだ。あえて憎まれ役になることを覚悟の上で門馬監督は東海大相模ナインの尻叩きを懸命に行ってきた。すべては夏の大会で「全国制覇」の栄冠をつかみ、選手とともに涙して喜びを勝ち取るため。だからこそ、お立ち台では目標を達成したことで、やっと全選手たちを褒めた。

しかし、そんな鬼軍曹のことを選手たちは誰一人として憎んでいない。実際、今大会中の小笠原は「自分が尊敬する人は監督です。ここにいるチームの全員が監督を絶対に胴上げしてやるんだと強く思っている」と何度も言っていた。しょっちゅうカミナリばかり落とされていたはずなのに、どこか暖かい。選手たちにとって、そういう“グラウンドの父”のような存在だった門馬監督は、まさに45年前の夏にチームを率いて全国制覇を成し遂げた原元監督の姿とだぶる。その門馬監督は優勝後に「オヤジさん(原元監督)もボクをちょっとほめてくれるはずだから」と語ったが、異論のある人などいるはずがあるまい。

●巧みな人心掌握術

その一方で東北勢初の全国制覇をあと一歩のところで逃した仙台育英の戦いぶりも、また見事だった。東海大相模との決勝ではエースの佐藤世那が10失点を喫し、139球の完投負け。だがエースとして今大会では680球を投げ、準Vに導いたことは賞賛に値するだろう。その佐藤を含め仙台育英の選手たちを巧みな人心掌握術でまとめ上げてきたのが、佐々木順一朗監督である。

厳格なイメージが強い東海大相模・門馬監督とは対照的に佐々木監督の指導法はかなり柔軟性に富んでいる。多くの高校球児が「丸刈り」にすることを当たり前としている中で、それをチーム方針として強制しないことを明言。他にも選手たちに「いつも接客が素晴らしい東京ディズニーリゾートのスタッフになり切って“おもてなしの心”を身につけるようにしなさい」とアドバイスし、一流プレーヤーを目指す前に人間性を高めさせようとするなどユニークなスキルアップ法を数多くチームに導入している。

ちなみに今大会の準決勝で仙台育英は、怪物1年生・清宮を擁(よう)する早実と対戦。7-0の完勝を果たしている。大注目のチームを相手に選手たちはいかにして飲み込まれずに平常心を保ち、勝利をつかむことができたのか。実はそこにもまた、佐々木監督の選手たちに対する巧みなメンタルコントロールが行き渡っていた。

19日の準決勝当日。球場入りする仙台育英のチームバスが甲子園付近にさしかかると、プレーボール2時間前の午前6時というのに周辺は溢れんばかりの人たちでごった返していた。バスの中からは「こんなすごい数の人たちの前でプレーするのか」「やっぱり清宮を見たくて、これだけの人が集まっているんだろうなあ」「完全アウェーになっちゃうんじゃないの」などと言った弱気な声が方々から上がった。それを聞いた佐々木監督はバスの中で立ち上がって、こう言ったという。

「いいか、お前たち。この人たちは、お前たちを応援しに来てくれているんだ。だから何も遠慮することなんかない。お前たちの力を存分に見せ付けてやれ。コテンパンにしてやれ。ボコボコにしていいぞ」
●強いメンタルを徹底させるために

佐々木監督の力強い言葉がバスの中に響き渡ると、どこからともなく「ヨッシャーッ!」という威勢のいい声が出て、それにつられるように全員の表情が見る見るうちにヤル気に満ち溢れていったという。

また、選手たちに強いメンタルを徹底させるために、指揮官はちょっとユニークな試みを行っている。チーム関係者が打ち明けてくれた。

「いつもウチのチームは大事な試合に臨む前、バスの中でメンタルを高めるための音楽を流している。この音楽をバックに皆が“おまじないのような歌詞”を口にして士気を高めていくのですが、これも監督の発案によるものです。

監督はチームに比較的自由な風潮を入れ込みながら、巧い形で選手たちをヤル気にさせていく。それに自由だからと言って選手たちの人間形成も怠っているわけではない。4年前に野球部員が不祥事を起こしたことがあったが、この反省も踏まえた上で近年の監督は選手たちに立派な大人になるための強いメンタルを徹底させているようです」

過去の不祥事など苦難を乗り越えながら佐々木監督は現行の指導法を見い出し、今大会で目標の全国制覇はならなかったにせよ準Vという形で結実させた。

今大会予選に参加した全国3906校の頂点の座を争った両軍の指揮官。たとえるならばVの東海大相模・門馬監督が「剛」ならば、準Vの仙台育英・佐々木監督は「柔」といったところか。いずれにしてもビジネスパーソンをまとめあげるリーダーの方々にとっても、2人の監督の指導法は参考になるところがあるかもしれない。












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  1. 2015/08/24(月) 04:04:36|
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Author:kanakita
大阪府堺市立金岡北中学校ラグビー部です。部活動以外の行事なども写真&動画レポートします。よろしくお願いします。

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