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堺市立 金岡北中学校 ラグビ-部

心身ともにたくましい男子を目指します!!

ワールドカップ




吉田 明(よしだ・あきら)

生年月日:1971年8月13日。京都府出身
日本代表キャップ数:17
RWC出場歴:1995、1999
ポジション:CTB




▼ラグビー略歴:啓光学園中学校(現常翔啓光)→啓光学園高校→京都産業大学→神戸製鋼(1994~2005)。
啓光学園では全国高校大会準優勝、京都産業大学では全国大学選手権ベスト4。両チームでキャプテンを務めた。
神戸製鋼では入社1年目で7連覇に貢献。現在は日本大学文理学部研究員、同大学ラグビー部コーチ


 吉田明さんといえば、ラグビーワールドカップ2019アンバサダーの元木由記雄さんとコンビを組み、神戸製鋼、日本代表で活躍したCTBです。神戸製鋼入社1年目で元木さんとともにレギュラーとなり、全国社会人大会、日本選手権での7連覇メンバーとなりました。RWCは2度出場。残念ながら勝利はなりませんでしたが、吉田さんのラグビー人生にとって大切なことを学んだ経験だったようです。


ハカの迫力に圧倒された1995RWC
自分を見失ったのは、あのNZ戦だけ

 自分は1995、1999年の2回、RWCに出ました。一番覚えているのは未だにRWCの最多失点、最多得失点差になっている17-145のニュージーランド(NZ)戦です。
 それまでウェールズとアイルランドと2戦をして負けたけれど(10-57、28-50)、相手BKにそんなに引け目を感じませんでした。まだ24歳と若く、イケイケドンドンの時期だったということもあったと思います。正直言って2チームには何とも思わなかった。でもオールブラックスは全然違いました。

 試合直前のグラウンド、目の前でハカを聞いた時に取り乱しました。ものすごい迫力に圧倒された。これまでに感じたことのないような恐怖に襲われました。
 今でこそウォークライとも呼ばれ、戦前に自分たちを鼓舞し、相手を威嚇するハカは日本人にも一般的になっていますが、当時はテレビでも見たことがなかった。正直、「大したことないやろ」くらいに思っていた。それが自分たちにどんどん迫ってきたのです。
 後にも先にも自分のラグビー人生の中で、戦い前も、戦っている最中も自分を見失ってしまったのはあの試合だけです。何をしていたのかまったく分かりませんでした。どこにタックルしてもオールブラックスは倒れなかった。簡単にずらされた。自分はディフェンスに自信を持っていましたが、その自信が根底から覆されました。




 ジャパンも準備していなかった訳じゃない。でもRWCとテストマッチの違い、いわゆる「本気度」を目の当たりにしたのです。日本も強化はしていましたが、オールブラックスはプロフェッショナルの集団でした。
かたや日本はアマチュア。まだ日本人のプロもいない状況でした。意識の高さや試合にかける思いが違いましたね。向こうは「優勝する」。こちらは「RWCに出られた」。その差が大きかった。NZは決勝トーナメントに向け、若手を使い、セレクション的意味合いがありましたが、そんなことは全然感じませんでした。スピード、パワー、スキルにただただ圧倒されました。
 わずかに「通用した」と思ったのはトライを2つ獲った場面。両方ともアウトサイドCTBだった自分のタテ突破が起点でした。だからRWCから帰ってきて、そこの速さ、強さは繰り返し練習を重ね、磨きました。
 NZ戦は自分に「もう一度一からやりなおそう」と思うきっかけを与えてくれました。

 あのRWCではウエルカム・パーティーがあり、イングランドの伝説的CTBコンビ、カーリング(=ウィル)とガスコット(=ジェリー)と3人で写真を撮りました。僕が真ん中でしたが、帰国して出来上がったものを見てびっくり。2人とも首は太いし、体は厚い。僕の倍くらいの大きさでした。カーリングは抜きに行くCTBでした。コンタクトで勝負する選手ではなかった。でも彼でもそんな体つきをしていました。そんな写真1枚ですら自分のラグビーへの取り組みを見直すきっかけを与えてくれたのです。


アウトサイドCTBの美学
2回のRWCで得た、アシストの喜び

 惨敗したNZ戦が日々の練習に対する厳しさを運んできてくれたお蔭で、1999年のRWCにも出場することができました。自分は痛めた肩を手術したりしていましたが、前年1998年夏の菅平合宿で納得いくプレーができたことなどもあって間に合いました。
 あの時は元木(=由紀雄、現京都産業大学コーチ)、マコーミック(=アンドリュー、現関西学院大学コーチ)のCTBコンビが不動で、3番手としての参加でした。28歳になっていた自分にとってはRWCの集大成という気持ちもありましたしね。
 ウェールズ戦(15-64)では松田さん(=努、FB、現RWC2019アンバサダー)、パッと(=パティリアイ・ツイドラキ、WTB、故人)がケガをして、僕はWTBで交代出場しました。2大会連続で試合に出られてうれしかったことを覚えています。本来の位置とは違いましたが、ボールが動き出せばポジションは関係ないですから。10分間ほどの出場でしたが、タックルは頭から行けたし、元木の動きに合わせて、タテを突いて、裏に抜けられたりしましたね。
 2回のRWCを含め、僕はアウトサイドCTBの美学を持つことが出来ました。NZ戦では自分のタテが軸になりましたが、いつも僕の外にはFBとWTBがいます。タイミングのいいボールがくれば外に放す。悪ければ持ち込む。ジャパンや神鋼では外に大畑(=大介、現神鋼アンバサダー)や増保(=輝則、現2019RWCアンバサダー)らがいました。彼らにパスでトライを取らせる、アシストのよろこびを学んだのです。
 同時にNZ戦の経験から「まず個があっての組織」という考えに行きつきました。組織を作って個を当てはめるのではなく、個を鍛えて組織を作るべき。まずは構成している人間の強弱が基本です。今、日大で神鋼、ジャパンの先輩でもある加藤さん(=尋久、監督)の下で指導をさせてもらっていますが、その部分を学生に教え込んでいるつもりです。


































































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  1. 2015/04/03(金) 03:52:39|
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Author:kanakita
大阪府堺市立金岡北中学校ラグビー部です。部活動以外の行事なども写真&動画レポートします。よろしくお願いします。

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