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堺市立 金岡北中学校 ラグビ-部

心身ともにたくましい男子を目指します!!

少年院ラグビー




キラリと輝く少年の目は、数時間前とはまるで別人だった。
彼はボールを持って縦横無尽に走り回る。
長い手足は躍動感を持ってフェイントをかけながら、
ひらりひらりとタグをとろうとする相手の手をかいくぐる。

トライをして自慢げに振り向くと、同じチームで彼にパスをした少年に
目で合図を送っている。その少年も気がついて手をあげて反応した。
まるでそれは息の合ったラグビーチームそのものだ。

少年たちは水府学院という少年院で更生学習と社会適応のための体験を繰り返し行っているl
ここに至った経緯はそれぞれ違っている。その彼らにタグラグビーを指導した。

制約が多いスポーツであるラグビー。先ずは前に投げてはいけないという理不尽極まりないそのルールを遵守しなければいけない。また、オフサイドという非常に難解な待ち伏せプレーの禁止も
理解しなければいけない。

指導者は何回か行う練習の中で明確に指摘をして、言葉を砕きながら説明を繰り返した。

最初のうちは、それでも前に投げてしまう少年や、パスをしたらバスケの如く前方に猛ダッシュしてしまう少年もいたが、数回の失敗によって徐々に学び始める少年も出てきた。

ある少年は手に、ある少年は額に、刺青が入っている。その少年が前に投げてしまい、審判から笛を鳴らされると、
その容姿とは不釣り合いな、屈託のない笑顔を見せるようになった。

2時間は本当に短時間に感じるほどの時間だった。
彼らは真剣になり、そして、悔しがったり、喜んだりした。

眠っていた情動が根っこの部分から揺れ動かされたような、そして、隠していた幼さが隠しきれなくなった、そんな様子に私には見えた。

子どもは子どもらしく。そして、大人はそこに必要以上に関わって、熱を伝えることによって、ようやく教育はスタートする。

頭ごなしではなく、高圧的ではなく、やらざるを得ない環境を整えて、興味の湧く言葉を投げかけて、面白みのある指導をする。

それぞれが、それぞれの役割分担をしっかりと行うからこそ、子どもが成長していくと実感できた。

そして、その”それぞれの役割分担”こそ、ラグビーの、スポーツの持つ妙だと痛感した。

さて、次へのステップアップを考えることが楽しくなってきた。




















































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  1. 2015/03/14(土) 03:49:45|
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kanakita

Author:kanakita
大阪府堺市立金岡北中学校ラグビー部です。部活動以外の行事なども写真&動画レポートします。よろしくお願いします。

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