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堺市立 金岡北中学校 ラグビ-部

心身ともにたくましい男子を目指します!!

京都代表 桂高校


京都決勝で成章高校をやぶり、全国大会出場を果たした公立高校の桂高校にまつわる記事です。応援したいです。↓↓


桂高校ラグビー部HP
www.geocities.jp/katsurarugby/



11月17日。高校ラグビー全国大会京都府予選で桂高校が初優勝した。
http://kyoto-np.jp/sports/article/20131117000112

僕は京都出身だが桂高校出身ではない。
洛水高校という府立高の出身だ。
だが、この桂高校の全国大会初出場の快挙は我が事のように嬉しい出来事なのだ。
杉本修尋先生の念願が叶ったから。



そもそも、今でこそそうは見られないけれど、元々もやしっ子の僕が高校でラグビーを3年間続けられたのも杉本先生のおかげだ。先生と出会えたからラグビーをやってみる気になったし、素晴らしいチーム、先輩、同期、後輩と出逢うことができた。


高1の春、どっか部活入らななぁと思ってた僕は、なぜかラグビー部に興味持った友達に放課後の説明会についていった。いや、説明会の教室には入らなかった。体力無いし中学もバスケ部をすぐにやめた僕が、ラグビー? よりによってそんな一番激しくて危険なスポーツ、1%もやる可能性は無い。
しかし、廊下で待っていた僕を、ラグビー部員たちが取り囲んだ。「君も説明会聞かへんか?」
「あの、友達が中にいるんで待ってるだけなんです」
「じゃあ入って一緒に聞いてったらええやん」
「いやぁ、僕はいいですよ」
「まぁまぁ、話聞くだけでもええし」
「い、やー…」
体の大きな先輩たち2、3人に囲まれてるのに断りきれるわけがない。僕は「別に興味ないけどしゃあない。終わったらそっこー帰ろ」と思って教室に入った。
そして、数十分後。

教室を出た僕の目には、炎が燃えていた。

すっかりヤル気にさせられていたのだ。
説明会で先生は、ラグビー部の効率的な練習方法、高校からスタートしても経験者の多い私立高校に勝つ方法、そして特に活発な部活も無く特色に欠いて学力も低いこの高校で何かに打ち込むならラグビー部に入ろうというを話してくれた。
高校一年生は純粋で単純だ。こんな僕にも出来ると完全に思った。
そして同じような新入生がなんと30数人、その年はいた。
だけれどそれは、先生が情熱をかけて僕らに訴えかけ、かつ、根性論ではないシステマティックな練習をしていることを分かりやすく説明してくれたからだ。心と頭、どっちも動かしてくれたのだ。

実際、僕が中学でバスケを辞めたのは、毎回一回戦負けの先輩たちのシゴキと、今でなら熱中症と分かるような真夏の体育館で水分全く摂らない、全然意味分からんような練習に心身共についていくことができなかったからだ。

でも今思えば、話の内容よりも、ラグビーの楽しさを一生懸命伝えようと語る杉本先生の姿に惹きつけられていたのかもしれない。この先生ならついていきたい!と思わせる力があった。

さて練習では、最初っからボールに触らせてもらった。とにかくあの楕円球に慣れること。ボールを持って走り、パスする楽しさを知ること。
そして、ベースとなる身体を作るためのウェイトトレーニング。さらには実戦に近い練習。沢山の練習試合、他県の強豪校との遠征試合。ワールドカップ、社会人、大学、高校、色んなプレーのビデオを見て研究した。メンタルトレーニングの講座も受けたしトレーナーにも来てもらったりもした。
資金の少ない公立校でそんなことができたのは、先生の工夫と保護者の支えがあったからだと思う。

ラグビーはたしかに激しくて危険なこともある。
僕のチームでも脳震盪は当たり前、鎖骨折ったり(簡単に折れる)、ひどいのでは太ももの骨を折った者もいた。さいわい僕自身は、捻挫や、タックルいったらガンって頭に衝撃が走って、その瞬間赤い光が見え、気がついたらグランドに寝ててヤカンの水を頭にかけられてたくらいの、まぁ非常によくある経験で済んだ。
そして体力もいる。休みなしでずっと走りっぱなしってわけではないが、コンタクトしたり地面に倒れるのは実際かなり消耗する。ルールも他と比べたら少し複雑で解釈も何年かすると変わってしまうこともある。
でも、僕は間違いなく一番面白いスポーツだと思う。
心技体がぶつかり合う。頭も使う。こんなに気持ちがもろにぶつかり合うスポーツもない。サッカーみたいに「ここは倒れとけ」なんてない。タックルされても意地でも倒れず一歩でも前進しようとする。試合前には円陣を組み、気持ちを昂める。もうパンパンで泣いてしまうヤツがいるくらい。熱く、それでいて冷静にプレーする。
一度ラグビーを生でもテレビでもいいから見て欲しい。「『ノッコン』て何やねん?なんでボール前に投げたらアカンねん」とか言ってルールが分からなくても高校ラグビーなんかは特に本気さが伝わってくるはずだ。


ラグビーはサッカーや野球なんかと比べマイナーで競技人口も圧倒的に少ない。中学だとか早いうちから始めてると高校で圧倒的に優位になる。身体つきも違うし、プレーのことをよく分かってる。そしてそういう選手は、他府県からも選手を集められる私立高校や伏見工業高校のような学校に集まる。
洛水高校ラグビー部にはスポーツ推薦すらなかった。みんな中学ではサッカーや野球、補欠だったヤツ、僕みたいに何もしてなかったヤツもいた。だから相当の工夫と努力が必要だった。

毎日練習、ウェイトトレーニングもほぼ毎日。学校には勉強でなくラグビーをしに行ってた。
とにかく食べるのが仕事。一日4、5食。弁当は昼までに食べ、昼は食堂で大盛りのうどん、放課後練習が始まる前にコンビニで買ったパンを食べていた。パンの袋に表示されてるカロリーをチェックするクセはその時についた。
体重は20キロ以上増え、引退して次第に15キロ近く落ちた。それでも嫌いなウェイトをもっと本気でやってればもっと大きくなれたし、プロテインも飲んでればよかったと思う。

うちのラグビー部は、結果的に真面目なヤツじゃないと続かなかった。
先生はかなり厳しかった。怖かった。シゴキや体罰はひとつもなかったけど(僕も体罰は反対だ)、普段の行いや服装などにも厳しく、茶髪になんかしようもんなら直すまで絶対に練習に参加させてもらえなかった。
最終的に、同期30数人は15人くらいになった。僕よりヤル気のあった説明会聞きに行った友達も辞めた。なにせ遊びたい年頃だ。体格に恵まれたヤツが辞めていくのはもったいなかった。
僕も浮ついてた時はあって、練習サボってしまったこともあった。今思えば本当にもったいないことをしてしまった。プレーのことも全然分かってなかった。辞めたくなったこともある。だからこそ、クラスメイトで常に熱くてキャプテンやってたヤツのことは今でも尊敬してる。
ちなみにその男は、今は京都の中学でラグビーを教えている。笑けるくらい熱い(暑苦しい)教師になりやがった。ホンマにあの頃と変わってへん。そのまま年食ったみたいや。彼に教師になろうと決心させたのは、杉本先生の「おまえ教師になれ。お前は俺よりええ先生になれる」という言葉だった。


結果的に僕らは、3年の最後の大会で、その2年前に失ったシード権を取り戻し(今回、桂高校が決勝で当たった成章高校に1点差で勝った。伏工以外のチームが成章に勝ったのは今回の桂以外ではその時の洛水以来らしい)、ベスト4のかかった試合で花園高校に同点、抽選で負けて終わった(ラグビーには延長戦がなくクジ引きで決める)。
その2年後には後輩たちが初めて決勝まで行ったが、17-21で伏工に惜しくも負けてしまった。

それからしばらくして杉本先生は、僕のいた洛水から異動し、桂でまた一からチームを育てていった。
新しくラグビースクールも始めた。そうして中学から選手を育てていった。
桂高校は僕らが現役の時は、悪いけれど記憶に残ってないくらいのチームだったはず。
それが今年、14年間もずっと伏工と成章の二強が争っていた決勝で、栄冠を手に入れ、ついに京都の高校ラグビーの歴史を変えた。
伏工と成章以外のチームが優勝したのは19年ぶり、府立高校の優勝は実に50年ぶり(伏工は市立)。この数字で、今回の優勝がどれだけすごいことか少しは分かってもらえるだろうか。


洛水があと一歩のとこまでいった時から、14年。

僕らが3年の時から、16年。

いや、先生がラグビーを教え始めてから、20年以上。


先生は洛水の前には洛北高校にいた。その時もチームを強くしていき、決勝までいったらしい。しかし伏工を倒すことはできず、異動もし、もうラグビーを教えるのはやめようと思っていたらしい(本気で部活を見るのはとても大変なことだ)。
それが洛水高校で、ある日の放課後、グラウンドで人数も足りないながら練習してる選手たちを廊下から見て「へたくそやなぁ」と思い、それでも一生懸命やってる生徒たちと一緒にやりたくなり、また一から始めていった。
先生が注いでくれた情熱、エネルギー、時間は僕らには計り知れない。


僕は、今年の桂高校の優勝はとても嬉しい。まるで自分の母校、後輩のことのように嬉しい。
洛水高校のラグビー部は残念ながら以前みたいに強くはないが。でも僕の中では、ラグビー=杉本先生だから。

決勝戦が行われていた同じ時間、僕は渋谷のパルコでピーター・ブルックの『ザ・スーツ』を観ていて、終わって即twitterで試合結果をチェックした。腹痛で駆け込んだトイレの個室の中で。「キターっ!」と思わず言ってしまった。
それで京都テレビは東京では見られないのでYouTubeで試合の様子や、選手たちのtwitterを見たりして「ええなぁ」と胸熱くなったりしている。彼らはとんでもなく熱くてまっすぐだ。僕まで当時の記憶や感情がよみがえってきてしまう。


そして、こうも思っている。

繋がっている、と。

今の桂があるのは、洛水があったからだと。
もちろん、学校も違う。僕らは桂の生徒たちには何もしてない。彼らには彼らで積み重ねた時間があり、今の強さを手に入れた。偉そうなことを言うつもりは全くない。
でも、洛水での蓄積、可能性や限界があって、きっと今の桂のチームがあるのだ。そして、僕らのチームがあったのは、その前の洛北のチームがあったからだということも。きっと桂高校のラグビー部は僕らのラグビー部よりもっと良いチームになってるんだと思う。うれしいじゃないか。
たとえ目に見えるようなものでなくても、繋がっている。
さらにはラグビーの歴史、日本でのラグビー、社会人、大学、高校、中学、ラグビースクール、たとえ場所や代が離れていても。気づくと気づくまいと、僕らは大きなひとつの流れの中にいる。
そんなことを現役の時は少しも想像もできてなかった。
そしてそれは、どの分野でも同じ。


今は、毎日の中でラグビーには触れていない。
それでも、今の自分があるのはラグビーと、杉本先生と出逢えたからだと思う。
僕が大学3年という中途半端な時期に俳優を始めたのも高校でのラグビーがあったからだ。高校の時のように何かに打ち込みたいと思ったから。
高校で、まっすぐ向き合ってくれる尊敬できる大人がいること、熱くなることの楽しさ、仲間の大切さを知ることができた。いっぱいバカをやり、いっぱい笑い、いっぱい泣いた。悔し涙も嬉し涙も、名状しがたい熱い涙も流した。努力すること、挫折や後悔も知ることができた。



あれから、16年。

16年。

どうや?

先生と出会った歳と同じだけの年月。
その時の先生とおそらく同じくらいの歳。



熱くなることを表に出すのを恥ずかしがったり恐れたりしてないか?

OB高尾君が鳳高校のキャプテンになりました。頑張れ!!


OB相馬君が浪速高校のキャプテンになりました。頑張れ!!










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  1. 2013/11/20(水) 18:07:03|
  2. コーチング

20(土)の練習


今日はオーストラリアのジャックコーチに練習を見ていただきました。
CIMG7689.jpg
CIMG7691.jpg


続きの写真は ↓↓

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  1. 2012/10/20(土) 18:56:33|
  2. コーチング

タックル集

強敵と接戦に持ち込むにはタックルしかない。

?突破をねらう相手を向こう側へ倒すタックル
 センターやラックサイドの位置が多い
(昨日も抜かれてトライされていた・・・)


?できる限りボールに嫌がらせするタックル
(カナキタはよく相手にボールをつながれる・・・)


?SHがバッキングアップ(カバーDF)でタックル
 (カナキタのSHでこんなタックル見たことない・・・。)


?キックオフで敵を向こう側へ倒すタックル
(抱きつくか抜かれるかしか見たことない・・・)
(最も助走して加速つけられるタックルなのに・・・)


  1. 2011/03/27(日) 07:53:53|
  2. コーチング
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ドリブル


ドリブル後、ボールが浮いたらキャッチと教えましたが、DFに囲まれそうな時はキックの方が良いですね。イメージしましょう。



  1. 2010/11/04(木) 19:57:29|
  2. コーチング
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  4. | コメント:0

タックル

反則タックルも多いですが、ナイスタックルもあります。
『肩を当てて相手側に返すタックル』 はチームの士気も高まるし、ゲームの流れがこちらに来るナイスプレーだと思います。



  1. 2010/05/18(火) 22:29:18|
  2. コーチング
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プロフィール

kanakita

Author:kanakita
大阪府堺市立金岡北中学校ラグビー部です。部活動以外の行事なども写真&動画レポートします。よろしくお願いします。

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